シャープで人気のヘアドライヤー・プラズマクラスターのIB-MP9とIB-GP9の違いを比較しました。
IB-MP9は2020年発売なのに対し、IB-GP9は2016年の発売になります。
調べた結果、2つのモデルの機能やスペックに大きな差はありませんが、IB-MP9の方が多めの風量と付属のスピードノズルのおかげで、より速く髪が乾かせるようになっています。
ロングヘアや毛量の多い方、速く乾かすことを一番優先にしている方には、IB-MP9の方が満足度が高いでしょう。
ただ、IB-GP9も風量は十分多く、プラズマクラスターの効果も同じです。
2つのモデルでは価格やカラーバリエーションが違うので、最終的には予算や色の好みで選ぶのもアリですね。
IB-MP9とIB-GP9の違いや、機能や特徴は本文で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです(^_^)
<IB-MP9 (2020)>
カラーはシェルピンクゴールドとエクリュホワイトの2色です。
<IB-GP9 (2016)>
市場に出ているのは3色。アンティークゴールド・ミステリアスパープル・ルージュレッド。
IB-MP9とIB-GP9シャープ プラズマクラスタードライヤーの違いを比較
早速、シャーププラズマクラスタードライヤーのIB-MP9と、IB-GP9の違いをご紹介します。
2つのモデルで、スペックや機能に大きな差はありませんが、違いとしては下記の3点が挙げられます。
①価格帯:IB-GPの方が安い
②IB-MP9の方が速く髪を乾かすことができる
③カラーバリエーション
それぞれ解説していきますね。
①価格帯:IB-GPの方が安い
まず、一番気になるのが価格の違いですよね。
2つのモデルでの、大手ECサイトでの最安値の価格を調べ、表にまとめました。
楽天市場 | Yahoo! ショッピング | Amazon | |
IB-MP9 (2020) | 16,698円 | 16,200円 | – |
IB-GP9 (2016) | 9,984円 | 8,780円 | 8,888円 |
ただ、こちらの表の価格は2021年9月の時点です。
価格は変動するので、現在の価格は下記リンクをクリックしてご確認くださいね。
<IB-MP9 (2020)>
<IB-GP9 (2016)>
IB-MP9の方が2020年発売と新し目のモデルになりますので、2016年のIB-GP9より8,000円ほど価格はアップしますね。
どの家電にも言えることですが、少し時間が経ってくると、値段が下がって来て価格差が出てきます。
2020年と2016年のモデルで、この価格差は妥当だといえますね。
②IB-MP9の方が速く髪を乾かすことができる
↑の動画はIB-GP9のものですが、IB-MP9にも同じ機能があります。
ドライヤー内部のファンの形は、 水平飛行では鳥類最速のアマツバメからヒントを得ていて、空気抵抗が少なく高速の風を大量に起こせるようになっています。
この大風量により、低めの温度で素早く髪を乾かすので、熱や摩擦による髪へのダメージを最小限に抑えます。
また、2020年モデルのIB-MP9には、更に「スピードノズル」が付属。
このノズルもアマツバメの尾の形を参考に、より風量を増やす工夫がされています。
このノズルを取り付けると、ミディアムヘアで約4%、ロングヘアで約20%乾かす時間を短縮できるというスグレモノです。
またIB-MP9の方が、2016年モデルのIB-GP9よりも出せる風量が約1.8m³( IB-GP9は約1.7m³) と多くなっています。
風量が増えたことと、スピードノズルの効果により、 IB-MP9の方が速く髪を乾かせるようになっています。
なので、ロングヘアや髪の量の多い方、また時間的にも速く乾かせることを最優先にするならIB-MP9の方がオススメです。
ただ、スピードノズルに関しては、単品で購入することもできます。
値段は3千円弱なので、これをIB-GP9に取り付けても、IB-MP9を買うよりもお安く済みますね。
③カラーバリエーション
もう1つの違いは、カラーバリエーションです。
IB-MP9 (2020) は2色展開です。
●(-N):ゴールド系シェルピンクゴールド
●(-W):ホワイト系エクリュホワイト
対するIB-GP9 (2016) は、4色展開となっています。
●(-R):レッド系ルージュレッド
●(-V):パープル系ミステリアスパープル
●(-G):グリーン系シャボングリーン
●(-N):ゴールド系アンティークゴールド
※グリーン系シャボングリーンは、現在市場に出回っていません。
ピンク系のシェルピンクゴールドと、アンティークゴールドはよく似た色ですが、それ以外のカラーバリエーションはかなり違いますね。
IB-MP9のエクリュホワイトはシンプルで清潔感があって、どんなインテリアにも馴染むし飽きのこない色ですね。
IB-GP9はレッド・パープル・グリーンとカラフルですが、どれもメタリックな質感でカッコイイです。
ここはかなり好みが分かれるところだと思いますので、最終的にはカラーの好みで選ぶというのも一つの手ですね。
<IB-MP9 (2020)>
<IB-GP9 (2016)>
IB-MP9とIB-GP9シャープ プラズマクラスタードライヤーの機能や特徴
これまでは、2つのモデルの違いについて解説してきましたが、ここからは共通の機能や特徴をご紹介します。
多彩なモードで髪と地肌をいたわりながら乾かせる
2つのモデルには、モード・ビューティー・コールド(ON/OFF)の3つのボタンがあり、状況によって使い分けることができます。
モード (MODE)
モードでは、4通りの風を髪の乾かす部位によって温度を使い分けたり、地肌や髪をいたわりながら乾かすことができます。
●HOT‐スピードドライ(約95℃):速く乾かすためのモード。高速の風で髪の根本を乾かす。
●WARM‐いたわりドライ (約75℃):髪の中間から毛先を、熱すぎない中温で乾かす。
●SCALP‐地肌ドライ (約50℃):地肌をいたわりながら、じっくり乾かすモード。髪のベタつきを抑える。
●COLD‐仕上げ (冷風):仕上げにキューティクルを引き締める。
ビューティー (BEAUTY)
ビューティーモードは、シャープのプラズマクラスタードライヤーならではの優れたモードです。
美しい髪は、キューティクルが引き締まってツヤツヤしています。
キューティクルを引き締めるには、乾かす時に温風と冷風を交互に髪にあてることが効果的です。
ビューティーモードは、その温風と冷風の切り替えを自動的に行なってくれるモードなのです!
しかも、ドライヤーの中に周辺の温度を感知するセンサーが搭載されていて、4つの温度帯(HOT/WARM/SCALP/COLD)の中から熱すぎず、寒すぎない風の組合せを自動で設定してくれます。
このモードを使うと、乾かしすぎになることが抑えられ、ツヤのある髪に仕上がります。
下↓の写真のビューティーモードあり/なしを比べると、その効果がはっきりと分かりますね。
コールド (COLD ON/OFF)
ヘアドライの仕上げに冷風を髪に当てると、キューティクルが引き締まってスタイリングした髪を長持ちさせる効果や、うるおいを感じる仕上がりになります。
冷風はモードボタンでも出せますが、冷風のためのコールド(ON/OFF)ボタンを押せば、ワンタッチで冷風を出すことができて簡単です。
プラズマクラスター効果で美髪に
IB-MP9とIB-GP9のモデルには、プラズマクラスターを発生させる機能があります。
プラズマクラスターとは何か?を簡単に説明すると、
自然界の空気の中には、プラスとマイナスのイオンがありますよね。
これをシャープは独自の技術で、空気中の水と酸素に電圧をかけることにより、水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンを発生させています。
このプラスとマイナスのイオンそれぞれの周りに、水分子が集まって安定した状態になるのが、プラズマクラスターです。
プラズマクラスターは人為的に濃度を変えることにより、空気清浄や消臭、静電気を抑える効果を持ちます。
このプラズマクラスターが髪に及ぼす良い効果は、
●トリートメント効果
●スタイリングがしやすくなる
●静電気除去
●ツヤアップ
●紫外線ダメージ抑制
●髪を物理ダメージから保護
髪の表面に水分子の膜を作り、うるおいを保つと同時に、静電気や紫外線、擦れなどの物理ダメージから髪を守ります。
また、髪にタバコや料理などの匂いがつくのを抑える効果まで!
しかも、髪にうるおいが浸透し、寝癖もつきにくくなるので、朝のスタイリング時間も短縮できますよ (*ˊᗜˋ*)
最後に、IB-MP9とIB-GP9のスペックを表にまとめたので、参考にしてくださいね。
IB-MP9 (2020) | IB-GP9 (2016) | |
サイズ(高さ×幅×奥行)mm | 209×84×243mm | 209×84×243mm |
本体重量 (付属品除く) | 580g | 590g |
搭載モード | HOT WARM SCALP COLD BEAUTY | HOT WARM SCALP COLD BEAUTY |
電源 | AC100V 50Hz-60Hz | AC100V 50Hz-60Hz |
電源コード | 約1.7m | 約1.7m |
消費電力 | 1,200W (ホット/ターボ運転時) | 1,200W (ホット/ターボ運転時) |
温風温度 | 約115℃ (ホット/ドライ運転時 室温30℃ | 約115℃ (ホット/ドライ運転時 室温30℃ |
風量 | 約1.8m³/分 (ターボ運転時) | 約1.7m³/分 (ターボ運転時) |
付属品 | ・セット用ノズル ・スピードノズル ・清掃ブラシ ・取扱説明書 | ・セット用ノズル ・清掃ブラシ ・取扱説明書 |
カラー | ・シェルピンクゴールド ・エクリュホワイト | ・ルージュレッド ・シャボングリーン ・アンティークゴールド ・ミステリアスパープル |
IB-MP9とIB-GP9シャープ プラズマクラスタードライヤーの違いを比較 まとめ
今回は、シャープで人気のプラズマクラスタードライヤーの2020新モデルIB-MP9と、2016年モデルの IB-GP9との違いを比較しました。
2つのモデルの間で大きな違いはありませんが、IB-MP9の方が風量が多いのと、付属のスピードノズルでより速く乾かせます。
なので、髪の長い方や量が多い方、とにかく速く乾かすことを最重視する方にはIB-MP9が満足できるでしょう。
とは言え、IB-GP9も大風量で髪をいたわりながら乾かすことができますし、プラズマクラスターの効果は同じです。
価格やカラーの違いもありますので、今回ご紹介した内容を参考に、納得の行くお買い物をしてくださいね。
今回の記事が、あなたのドライヤーの選びの参考になれば幸いです(*ˊᗜˋ*)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<IB-MP9 (2020)>
<IB-GP9 (2016)>